私たちの暮らしを素敵にしてくれる精油ですが、扱い方によっては危険な場合もあります。ご使用に際しては以下のことにくれぐれも注意して、正しくお使いください。
アロマテラピーには精油を使う
基本的なことですが、アロマテラピーには精油を使用してください。アロマテラピーをされている方の中にも、アロマオイル、ポプリオイル、フレグランスオイルなどを使用している人がたまにいらっしゃいます。これらの商品は、品質が粗悪なものであったり、化学合成物が添加されていたりと、アロマセラピーで使われる精油とはまったく違うものです。絶対にアロマ
テラピーでは使わないでください。
信頼性のある安全な精油を使う
精油は色々なメーカーによって作られています。香りの良い物=品質が良い訳ではありません。特に安い精油は純度が100%でない場合もあります。もちろん高いから良いという訳でもありません。マッサージにおいては、直接、肌につける物です。出来るだけ品質に注意して、純粋で安全な精油を使いましょう。(オーガニック、無農薬、無殺虫剤、成分分析などが重要です)
信頼できるお店、インターネットショップで、品質の良い信頼できるメーカーの物を購入しましょう。すでにアロマテラピーを楽しんでいられる方に聞くのも良いでしょう。
アレルギーテスト(パッチテスト)をする
初めて使う精油は10倍に薄め、腕の内側などでアレルギーテストをして、体質に合うかどうかを判断してから使用しましょう。アレルギー疾患をお持ちの方、過去に薬剤アレルギーを起こしたことのある方は気をつけてテストしてください。できれば、かかりつけ医に相談しましょう。
精油の原液を直接肌につけない
精油は非常に成分の濃い液体です。原液のまま肌につけないよう注意してください。マッサージに使用する場合には、事前にパッチテストを行った後、必ずキャリアオイルなどで0.5%〜1%以下に希釈して用いてください。ラベンダー、ティートリーのみ、少量ならこめかみなどの限られた部分に対して原液をそのまま用いることもできます。ただし、肌が弱い人は、ラベンダー、ティートリーであっても薄めてください。何か皮膚症状が出たら、すぐに使用を中止し、医師などにご相談ください。
精油を飲用しない。誤飲にも注意する。目などに入らないよう注意する
医師の指導の下、精油を経口投与(飲用)するケースがありますが、絶対に飲まないでくたさい。また、お子さまの手の届かないところに保存してください。もし誤って飲んでしまった場合は、口の中に精油が残っている場合は大量の水で口をすすぎ、飲み込んでしまった場合は吐かせず、直ぐに医師にみせましょう。(病院の事故救急部門が良いです) 医師に見せる場合は、また飲んでしまった精油の名前と飲んだ量をメモしていくことが大切です。また、目や傷口、粘膜付近などに触れないように注意してください。万一目に入った場合は、水でよく洗い流してすぐに医師の診断を受けてください。
保管場所と使用期限に気をつける
精油は植物から採った、自然の物「生き物」です。ふたを開けたら、1年以内をめどに使い切るようにしましょう。また、精油は日光、温度の高い状態を嫌います。開封後、未開封にかかわらず、冷暗所に保存しましょう。自分でブレンドしたマッサージオイルやロ−ションなどは特に品質に気を付け、冷暗所(冷蔵庫など)に保存しましょう。エッセンシャルオイル、マッサージオイルは、酸化臭がしはじめたら使用しないでください。体に悪影響を与えます。
妊娠時には特に気をつけて精油を選ぶ
妊娠の期間を健やかに過ごすのを助ける精油もたくさんありますが、逆に通経作用(妊娠状態を壊してしまいます)のある精油もあります。また、妊娠何ヶ月目によって、勧められる精油と勧められない精油があります。良い香りだからと、香りだけで妊婦さんに勧めないでください。妊娠時には十分な注意が必要です。
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てんかんの人は使用しない
てんかんの発作を起こしたことのある人は、全ての精油を使用をしないでください。
血圧の高い人
血圧の高い人は、サイプレス、タイム、セージ、バジル、ペパーミント、ユーカリ、ローズマリーなどの血圧を上げる効果があるとされている精油の使用は避けてください。
乳幼児・子供への使用
3歳以下の乳幼児に対する使用は避けてください。6才以下のお子様に対しては、ラベンダー、カモミールローマン、ローズ、オレンジ・スウィートなどの穏やかな精油を、部屋に香らせる程度の使用にとどめ、マッサージをする場合は精油を用いず、キャリアオイルのみで行うようにしてください
・幼児(1〜7歳):マッサ−ジオイルの濃度は1%以下
・使用できる精油:ティーツリー、ラベンダー、カモミール
・子供(8〜14歳):精油の濃度を成人の半分程度にしましょう。
光感作作用のある精油に注意する
精油の成分が紫外線に反応して、かゆみや発赤などのアレルギー症状を起こすことがあります。
柑橘系の精油やアンジェリカ、メリッサ、ジンジャーなどには光感作作用があるため、肌についたまま日光にあたるとしみの原因となります。肌への使用後は日光にあたるのを避けてください。
(光感作の成分を取り除いた精油もあります。柑橘系すべてが光感作を起こす訳ではありません。)
精油は薬ではありません
精油は病気を治すための薬ではありません。心身の状態がすぐれないときには、すみやかに医師の診断を受けるようにしてください。個人が行うアロマテラピーは、香りを楽しむことを中心に、健康維持、予防医学的な見地から行うよう心がけてください。
子供の手の届かない冷暗所に保管し、開封後半年から1年以内に使いきる
誤飲、誤用による事故を避けるため、小さなお子様の手の届かないところに置いてください。キャップはしっかりと閉め、日光のあたらない冷暗所で保管してください。開封後は品質が劣化していきますので、柑橘系などトップノートのものは半年以内、その他のものも1年以内に使いきるようにしてください。(但し、サンダルウッド、パチュリーは年月を重ねるほどに質と香りが向上するとされています。ジャスミン、ローズなども1年以上品質が安定していると言われます。)

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