「葉酸(ようさん)」という名は、あまり知られていませんが、実は、からだにとって、とても重要な役割を果たす栄養素なのです。ここでは、その「葉酸」についてご紹介していきます。 |
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葉酸とは...
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葉酸は抗貧血作用のある水溶性で、ビタミンBの一つです。BcあるいはビタミンMともいわれています。
最初にホウレン草から抽出されたことから、その名がつけられました。葉酸は生体組織、細胞の発育および機能を正常に保つのに必要なビタミンで、とくに赤血球の形成、成熟に不可欠な補酵素です。
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葉酸のはたらき
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「葉酸」は、妊娠初期において神経系が正常に閉合させるなど、胎児の神経の正常な発育促進に役立ちます。神経系に欠陥を持った子供を出産した母親を調査したところ、血液中の栄養とビタミンB12の濃度が一般
の母親とくらべて明らかに低いことが判りました。
ニューイングランドの機関誌で発表された研究によると、これから妊娠を希望する人或いは妊娠初期の人は、毎日葉酸を0.4〜0.8mg服用することにより胎児の神経系欠陥発生防止に効果
があるといいます。
現在、多くの妊娠は計画的なものではなく、又、妊娠後数週間経ってから、検査により気づくことが多いので、この時点ですでに最も大切な葉酸の補充チャンスを逸しており、もし、母親が妊娠前に胎児の発育に必要な体内の葉酸量
を不足させていたとしたら、妊娠初期の段階でそれに気づかず補充摂取しなかったとしたら、胎児はおそらく影響を受けてしまうでしょう。ですから、妊娠前
、あるいは、妊娠後数週間以内に、十分な葉酸を胎児の神経系発育のために摂取しましょう。
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葉酸が欠乏すると...
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妊娠初期に葉酸が不足すると、胎児の中枢神経系異常や心奇形、口唇口蓋裂などの形態異常の発生のリスクが高くなるといわれてます。
神経系は、胎児の中枢神経系統の前身となるもので妊娠期間中に脳と脊髄に分けられます。妊娠初期にある原因により、神経系が正常に閉合しないと脳と脊髄の発育に欠陥が生じます。その影響を受けた胎児は、脳や体の障害が発生したり、死亡することもあります(神経管欠損症)。
また、胎児に影響を及ぼすだけでなく、口内炎や貧血の原因にもなるといわれています。
東邦大学医学部
月本一郎教授によると、『栄養性貧血の中には鉄欠乏性貧血が一番多い。その他に葉酸やビタミンB12が少ない巨赤芽球性貧血(きょせきがきゅうせいひんけつ)がある』
細胞分裂の際、葉酸が不足すると赤血球が大きくなり、したがって赤血球が大きいと赤血球の数が少なくなるため、酸素の供給が低下し、巨赤芽球性貧血を引き起こすということです。
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葉酸は毎日0.4〜0.8mg摂取しよう!
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知らずに或いは計画的でない妊娠をした時でも、母親の体内に胎児の発育に必要な葉酸が十分にあるようにするために、最も良いのは日頃から葉酸を多く含む緑黄野菜、果物、レバー等の食べ物を摂取することです。
現在、ファーストフードや、インスタント食品の過剰摂取による栄養バランスの偏り、無理なダイエットなどにより、葉酸不足に陥りがちな女性が増加しています。
では、どんな食品に葉酸が沢山含まれているのでしょうか?
1日の葉酸必要摂取量
| 成人女性:0.2mg
妊婦:0.4mg |
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葉酸を多く含む食品 |
| グレープフルーツ(1/2) |
0.125mg |
| ほうれん草(3束) |
0.10mg |
| アスパラガス(4本) |
0.06mg |
| いんげん(3本) |
0.04mg |
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グレープフルーツジュースを1日コップ3杯(750cc)飲むと、妊婦が一日に必要な葉酸を摂ることができるのです!また、妊娠時のビタミンAの過剰摂取は危険と言われていますが、グレープフルーツなどに多く含まれるβ-カロチンは体内で必要量のみビタミンAに変化するので、過剰摂取の心配はありません。
*ただし、葉酸は、食物を調理する過程で壊れやすいので、一般に売られているビン又は缶詰のジュースに含まれる葉酸の量はかなり少ないといえます。生のまま摂取するとこをお勧めします。
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サプリメントで
葉酸を摂取しよう!
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一日に必要な摂取量がわかっていても、実際、毎日きちんと食事からとるのは難しいもの。そこで、サプリメントが便利です。厚生労働省では、これまで必要な栄養は食事から取るように進めてきただけに、サプリメントの活用を呼びかけるのは異例の事だそうです。
カナダでは、90〜100粒入りで、4ドル〜6ドル程度で売られています。一日1粒で、1mgが摂取できるので、とっても手軽ですね!中には、ビタミンC配合のものもありますよ。
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